主の平安!
3月の始めに吹田修道会に戻って来ました。長い間、皆さんの祈りと手伝いのおかげで元気になりました。
ガラシア病院に入ってからいろいろなことを学びました。ほんとうにカトリック病院としてすばらしいところですね。ほとんど毎日いろいろな教会からのボランティアが来てものを洗ったり世話してくださっているから、老神父の病が軽くなって元気になりました。
最後に今は四旬節の時、2001年に出されたまんがを見ながら祈りを進めます。
"神さまのために時間を! "
四旬節が近づくにあたって私も、信徒の皆様のそばで繰り返します。「神さまのために時間をお願いします!」自分の時間を人に与えるということは、良い人間関係を築くための基礎のようなものです。神さまとの関係も同じです。青年は好きなガールフレンドの心を求める時に、次のようなことを言うでしょうか-「僕は君を愛しているけれど君のための時間がない」-仕事を終えて帰ってきた主人が奥さんのための時間がないという淋しい生活をおくっていることでしょう。
聖書に、次のことばが書いてあります。「あなたたちは1時間さえ、わたしとともに目をさましていることができなかったのか?」(マタイ26-40)自分の親しい友だちにそういうふうに話したイエズスは何という淋しい顔を示しただろうか?自分の時間を与えるということは、自分自身を与えることだといわれています。
くり返していいます。「四旬節の間、特にイエズス様のために祈る時間をお願いします」毎日わずかにでも時間をきめて・・・
・ 聖書を開いて主のみことばを思い出す・
・ 人のために祈る:お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、こども、友人、先生、病気の人、総理大臣、都知事、防衛庁長官、シスター、管区長、そして神父のためにも。
"権威と重い責任を負っているすべての人々のために、神父が福音を勇気を持って自由に完全に、しかもわかりやすく語れるように祈って下さい。"(1テモテ2-2)(コロサイ4-4)